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ウムカイス通信4

 誕生日お目でとう

 2・3日前から学生たちがなにやらヒソヒソ。今年も松本調査団長はウムカイスで誕生日を迎えることになった。8月16日が誕生日である。学生たちの相談はささやかな誕生会とプレゼントについてのことであった。もちろん本人には知らされていない。
 当日夕食をかねて手作りのケイキで誕生会は挙行された。思いがけないささやかなきもちに幾分テレ気味のようだだったものの本人はごすこぶる御満悦の様子。
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 すっかり誕生日を祝ってもらって気を良くした団長は翌日3年越しで堀あげ床面を出したF11洞窟遺構の深さ数mもある堆積層断面図の実測を自ら段取り、図取をはじめた。
 おいおい団長、大丈夫か、下から眺められるほどの堆積層が今にも崩れはしないかと見ているほうははらはらである。無事図面とりも終了。
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by yuji_toda | 2008-08-20 00:31 | ヨルダン通信  

ウムカイス通信3

 47℃を超えたウムカイス
今回ウムカイスに来てまもなく一月になるが、昨夜から今朝にかけてはこれまでにない暑さで寝苦しかった。今回の調査滞在でははじめてのことである。結局朝1時間早い4時の起床となった。
外に出ると月明かりで冷りとしていたがなぜかいつものような風がなかった。今までの経験から今日は暑くなるのかなと思った。
 発掘調査は午前6時開始。いつもだと午前9時~10時ごろまで雲があり風が舞うので気持ちがよいのだが今日は雲も風もない。
午前8時ごろから次第に気温が上がりだし眼下のガレリア湖が霞んでいる。12時を過ぎたころからさらに気温が上昇し体にけだるさを感じてきた。
雲ひとつない快晴、どのくらいの気温か予想もつかないまま温度計を炎天下に出してみるとなんと℃47度を超えていたのにはびっくり、木陰に移しても39度を超えていた。ちなみに湿度は12%を示していた。e0134856_18591023.jpge0134856_1921168.jpg
この猛暑の中現地のワーカーたちはひるむことなく、ただ黙々と発掘作業に従事。
12時45分暑さもピークに達した中でワーカーたちは木陰に集まり15分間、アッラーの神への祈りに入った。
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by yuji_toda | 2008-08-19 00:16 | ウムカイス通信  

ウムカイス通信4

ファーマンは愛馬で通勤
午前5時45分ウムカイス遺跡の発掘調査に向かうかっぷくの良い男がいる。彼は日本隊の発掘調査に従事する全ワーカーの長である。名前はアブガセン、歳は50を過ぎたばかりであるが「ハッチ」である。人望も厚く発掘に入る前ワーカーに作業の手順を伝え、それぞれの持ち場を指示する。現場で行う昼の礼拝ももちろん彼がとりしきる。このようなワーカーの長を「ファーマン」という。彼はいつも自宅と遺跡を愛馬で行き来する。
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by yuji_toda | 2008-08-06 20:30 | ウムカイス通信  

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